大阪からミキサー車に乗って辺野古新基地建設反対現地闘争!
全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部
西山 直洋
2月15日から21日まで、沖縄意見広告運動全国キャラバン隊は関西より関生支部と全港湾大阪支部の仲間を中心に7名の仲間で沖縄入りしました。宣伝カーとミキサー車に乗っての訪沖、辺野古入りです。
初日、辺野古に到着して早速ミキサー車のデコレーション!ミキサー車のドラム部分にはジュゴンが沢山泳ぎ、ミキサー車側面に「辺野古新基地建設反対」と「警視庁はヤマトに帰れ」の横断幕を張り付け走行しました。
現地では、辺野古新基地建設に加担する生コン業者のミキサー車が悪いイメージを出しています。同じ生コン業界で働く労働者として、労働組合として、いく ら仕事であっても米軍基地建設に手を貸すことはできないとして、何か支援できることはないかと考えた結果がミキサー車に乗って支援行動をしよう!というものでした。組織内では5台ぐらいで辺野古でデモンストレーションしようと計画したのですが・・・経費が莫大になるため、1台で行くことに決めました。 (^^;) 当日ミキサー車でゲート前に行くことを現地で闘争している人たちは知らせていないので、反対運動に参加の人達をはじめ警察・機動隊がどのよう な対応をするのかわからないまま、キャンプシュワブゲート前に突入しました。
ゲート前に現れた見慣れないミキサー車は沖縄の海を守るための青、そして、新基地建設を阻止するためであることが支援者に伝わり、意見広告キャラバン隊のミキサー車は闘争メンバーたちの一躍人気者になりました。
また、関生と全港湾の仲間は「檄(げき)」のブロックを作り持参したり、闘いの想像と創造を目指していろいろ連帯していきます。これは、私たちの労働運動が現場で教えられた闘争戦術です。
それにしても警視庁機動隊の対応は酷いものでした。辺野古のゲート前は女性が多いにもかかわらず機動隊は男性のみです。韓国の留学経験もあり、現地の闘 いの現場を知っていますが、女性には必ず女性警官が対応をします、男性警官が女性を抱きかかえてという排除などは人道的にもあり得ない事だと思いました。
辺野古闘争も1年以上経過し、長期戦に突入しています。肉体的にも精神的にもピークにきている時期です。民意を無視してつくられる基地建設は絶対許すこ とはできません。ヤマトの地で私たちは沖縄の仲間と連帯して今後も「辺野古新基地建設NO」と「すべての米軍基地を日本から撤退さす」をスローガンに運動 を続けます。皆さんともにがんばりましょう!