2021.04.26 Monday
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たいてい彼らは「沖縄に基地を置くことは地理的に重要」だとか「基地を置くことで沖縄の経済は潤っている」と散々な嘘を付きます。そして、それを信じたいと思い騙されているふりをする人も多くいます。しかし誰も「辺野古や高江に重要な自然はない」とは言いません。「自然環境に重大な悪影響を与えない」とか「環境破壊は回避できる」とは言いますが、さすがにそれを信じる人は基地・ヘリパッド建設推進派の中にも見たことがありません。彼らは「自然を破壊し野生生物を殺してもかまわない、他者の生命を大切にする必要はない」という本音を言えば、批判が殺到し埋め立てが難しくなることを知っています。だから「地理的に〜」「経済が〜」という嘘に国民の目を向けさせ、ごまかしにくい自然破壊の話はできるだけ出さないようにしているのです。
「辺野古地区の住民の多くは埋め立てに、東村はヘリパッド建設に賛成している、これが民意だ」という意見もあります。その民意に野生生物の意見は入っていますか?民意とは人間だけのものです。野生生物たちが物を言えないのをいいことに、人間の都合を押し付けてはいけません。
「命どぅ宝」を忘れた公人たちはぜひとも、多くの命を奪うことを認めそれを国民に納得させてください。そのうえで瑕疵がないと言うべきです。それができないのであれば瑕疵があることを認めるしかないのです。
「命どぅ宝」はあなたの命だけを指しているわけではないのです。