5月29日の行動報告です。
福島瑞穂罷免のニュース直後の行動になりました。
「普天間問題」は「普天間移設」問題じゃない。マスコミは「移設ありき」での報道を垂れ流すが、それがどれだけ有害なことなのかわかっていない。普天間基地はハーグ陸戦条約に違反しながら沖縄の人々から暴力的に接収して作られた基地であり、その存在に正当性など一辺もない。よって「無条件返還」が正しい。普天間基地に代替基地などいらない。
「普天間問題」は「日本問題」だ。
それは日本の、沖縄に対する差別と搾取、日米による軍事植民地化の歴史だ。
他のどこの県にもいらないものが、なぜ沖縄なら許されるのか?
安全保障?国土防衛?安全保障もなにも世界中に戦争の種をまいて政情不安を招きまくってるのはアメリカではないか。イラクのファルージャで虐殺作戦を行った部隊は沖縄から飛び立っていった。それが日本の安全保障となんの関係があるのか?普天間の海兵隊はその性格上、殴り込み部隊、つまり侵略の軍隊であり「防衛」にはなんの役にもたたない。なぜそんな軍隊の駐留に日本が莫大な「思いやり予算」を出しているのか?軍事の強化と他国の敵視が保障するのは安全ではなく、破滅でしかない。そして、百万歩譲って基地を置くにしても、「地政学的な理由」は完全に破綻している。それをいうなら沖縄である必要は全くないのだ。いまだに地政学的な理由があるとか思い込んでいる石原某都知事とか本当にさっさと死ねばいいのにと思います。ではなぜ沖縄なのか?これを差別といわずしてなんと言えばいいか。
安保がどうとか、それはこの国家の多数派である、ヤマトの人間の手前勝手な言い草しかない。沖縄に基地が押し付けられているのは数の暴力によってだ。あれだけ多くの当事者である沖縄の人々が基地に反対しているのに、どうして基地が建設できるのか。沖縄の人々の自決権をふみにじり、奪ってきたのはヤマトの人間であり、私たちだ。今、この情勢というのは、安保の結果を無理矢理に押し付けられ、時に殺され、強姦され、日米地位協定の下に悔し涙を飲み続けてきた沖縄の人々に、これから先も「私たちのために殺されてください」と言っているに等しい。
安保が欲しいなら沖縄におしつけるな。
自分の住んでいるところに基地がくることに反対するなら、安保を手放せ。
安保はいるけど自分のところにはいらない、そんな都合のいい話があるか!
署名/78筆
参加者/18人
カンパ/600円
怒りの反基地風船オバケ
道ゆく人に怒りのレッドカードを書いてもらうというパフォーマンス。
これは、今度の6月12日の集会とデモで参加者に配ってつかいます。
通行人の反応はとてもよかった。
子供や中高生、大学生など若い人で立ち止まっていく人が多かったのも印象的でした。
(U)