全国一斉「辺野古に基地をつくらせない」国会請願署名!
ジュゴンの生息する辺野古の海では、日米両政府があくまでも基地建設を押し進めようと、海上自衛隊までをも導入し、「事前調査」なるものを強行しています。
そこで、
全国11か所で取り組まれている「辺野古に基地をつくらせない」行動が合体し、国会に対する要請に取り組みます。まずは、国会請願署名活動、そして3か月後には直接国会に乗り込みます。6月23日(土)に全国の代表が京都に集まり、その取り組みについて決定しますので、ぜひとも注目し広く社会に告知して頂くようお願いいたします。
全国いっせい「辺野古に基地をつくらせない」国会請願署名
http://nobasega.aikotoba.jp/
↑ここから署名用紙のダウンロードができます。
印刷してぜひ署名の輪を広げてください。
※6月23日より、国会請願署名活動開始
【国会請願提出及び全国同時要請行動】
日時:2007年9月後半(未定)※臨時国会会期中
※同時に、全国で要請行動を展開
<プレスリリース>
米軍基地を止め続けてきた10年間の闘いから全国の行動へ
沖縄・名護市辺野古につくられようとしている米軍基地。
これまで、10年間にわたって地元の人々が中心になって基地建設を食い止めてきました。その粘り強い闘いによって、2005年に一度は、従来の「沖合い案」が断念されるものの、政府はさらなる「沿岸案」を発表し、工事を進めようとしています。辺野古の闘いに参加し、これが沖縄だけの問題ではなく、私たち一人ひとりの問題なのだと気付いた人々が全国で行動を起こしています。そのアクションは、今や、長野、東京、名古屋、京都、滋賀、大阪、姫路、大分、福岡、那覇、名護とたくさんの地域で取り組まれています。辺野古の基地建設を何としても止めるために、それぞれの地域で、それぞれが主体となって、多くの人に辺野古のことを訴え、一緒に声をあげてもらうための街宣や署名活動、学習会などが定期的に取り組まれています。
2005年6月から始まった大分の「くまのみの会」ではこれまで11,000筆以上の署名を集め、3回にわたって那覇防衛施設局、福岡防衛施設局に提出してきました。
2004年9月から始まった「沖縄・辺野古への新基地建設に反対し、普天間基地の撤去を求める京都行動」でも学生が中心になり、毎週土曜日に街頭でアピールを続けてきました。2007年2月14日には、京都防衛施設事務所に1308筆の署名を提出しました。
2004年8月から始まった「辺野古に基地を絶対つくらせない大阪行動」も毎週行動を続け、その行動は146回目を数えました。これまで集まった署名は、28,000筆を超え、“辺野古の問題は沖縄だけの問題ではなく、これだけの大阪に住む市民が反対しているのだ”という思いを込めて、これまで5回にわたって大阪防衛施設局に提出してきました。
現在、辺野古では、米軍基地建設に向けた「現況調査」(事前調査)が強行されています。一刻も早く基地建設着工に踏み切りたい日本政府は、環境影響評価法に則って行われるべき手続きを一切無視し、手続き前の「事前調査」などという名目で、サンゴ類、ジュゴンなどの海生動物、海象などの調査に着手しました。さらには、海上自衛隊の掃海母船「ぶんご」を派遣し、海上自衛隊員に調査機器の設置作業を行わせるという前代未聞の事態が起こっています。
この事態を何としても止めるために、私たちは、今こそ、点在している各地の行動を繋ぎ合わせ、大きなうねりをつくりだすために立ち上がるときだと決意しました。そして、全国規模で、1.辺野古の基地建設計画の白紙撤回、2.普天間基地の即時無条件全面撤去を求める国会請願署名活動を行います。私たちは、これ以上、世界の人々を殺すための基地をつくることを、その加害性を沖縄に背負わすことを、断固として拒否したいのです。この問題は、沖縄だけの問題ではありません。
6月23日、沖縄で取り組まれるいわゆる「慰霊の日」に、京都の地で全国合同会議を開き、その日から約3ヶ月間、一斉に国会請願署名に取り組みます。全国の11ヶ所だけではなく、そこに繋がる人々に呼びかけ、より多くの地で署名活動に取り組んでもらえるよう呼びかけています。そして、約3ヶ月後に、全国から国会へ集結し、請願署名を提出。各地でも同時行動として、各地域の防衛施設局へ要請行動を行います。
ぜひとも、この全国一斉行動を取材し、多くの市民の方々に知らせていただきますよう、お願いいたします。
以下、賛同の呼びかけ文に続きます。