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沖縄・辺野古への新基地建設に反対し、普天間基地の撤去を求める京都行動★

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10月ビラ、コラム欄より

10月に京都行動が配布したビラよりコラムです。
掲載が大変遅くなりすみませんでした。
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コラム 名護市議選について

2010912日、深夜。

普天間問題のゆくえに関わるとして注目される名護市議選の開票が進む中、名護市街地の一角にある小さな選挙事務所は歓声で沸きかえった。「当確出ました!」ジュゴンの棲める海を残し環境を活かしたまちづくりを、と訴えてきた東恩納たくまさん、10位で当選。すごい。4年前は1票差で負けたたくまさんである。即席へっぽこウグイス嬢として選挙戦を手伝っていた私も、ほう、と胸をなでおろす。

しかしまだ安心はできない。辺野古「移設」に反対する稲嶺進現名護市長を支持する与党派候補が過半数を獲得できるか、今回の市議選で注視されるのはそこだ。パソコン画面にかじりついて2つの選挙速報をはしごし、○○候補はいま何票だ、あ、××さん当確、とわーわー言いながら候補者リストに丸印をつけていく。定数は27議席だから、14名で過半数。当選者を何度も数え上げる。「え、もう14名なってる!」「いや、こっちの速報ではまだ…」情報がやや錯綜したが、日付の変わる頃、無事過半数の当確が出た。その後も開票は遅くまで続き、最終的に16名の市長派議員当選という圧勝をおさめた。

 「比嘉鉄也の時代が、いよいよ終わったね」

「苦しかった14年間に、やっと終止符を打てた…」

 選挙結果を受けて誰も彼もがしみじみと呟いたその言葉が、連綿と続いてきた苦難の歴史の上にある今回の選挙の意味をとてもよく表しているように思う。

比嘉鉄也とは、1997年の名護市民投票で基地にNOの民意が示された直後に基地受け入れを表明して辞任した、元名護市長である。辞任後も権力を持ち続け、名護市政に影響を与えてきた。その比嘉氏が後援会本部長として支えた島袋吉和前市長をおさえ、今年1月の名護市長選で稲嶺進新市長が誕生。それに続いてのこの市議選である。ほぼすべてが地縁血縁で決まるといわれる沖縄の選挙で、しかも相手はカネにものをいわせて潰しにかかってくる。人間関係も引き裂かれる。それでも潰されなかった名護市民の決断は、尊敬に値する。

今回、ウグイスをやりながら名護市中を選挙カーで走っていると、がらんとしてあまり使われていないような新築の公共施設にやたらと遭遇した。聞けば、それらはすべて基地絡みの金で建てられたものだそう。建てたはいいが、運営費がつかずにほぼ放置なんてパターンもあるらしい。しかも、それらはだいたい2〜9億円かけて造られているが、その1割は名護市の借金になるのだという。造れば造るほど市の財政が苦しくなるという構図があるようだ。基地ができても本当に豊かにはなれない、とは多くの人が思っているはずだが、それどころか金銭的にも地元が豊かになりはしないということが露呈しはじめている。(このあたりの事情をすっぱ抜いた『「アメとムチ」の構図』という沖縄タイムス連載記事はオススメ。沖縄タイムスHPで検索すれば読めます。)


こんな文章を書かせてもらいながらこういうのもなんですが、正直なところ、私自身は選挙というものにあまり興味がなく、投票には行くけれど、人名をうるさく連呼して走り回る選挙カーにはうっすらと敵意すら覚えているような人間だったりする(それがマイクで名前を連呼しながら道行く人に手を振りまくることになろうとは…!)。でも、今回の名護市議選大勝利にはなんというか、内心駆け出したくなるぐらいに感動したのでした。さまざまな事情で辺野古の座り込みテントを訪れない名護市民は多いけれど、表に出ずとも思いを持ち続けている人はたくさんいるのだと。

問題は、意味のわからんことを続けている日本の政府です。今回の市議選だって、本当はそもそもがおかしい。なぜ政治家たちは、名護というまちのことを決めるはずの選挙に日米安保のゆくえを背負わせるような言い方をするのか。もう充分すぎるくらいに何度も、NOの意思は示されてきたというのに。このうえさらに知事選にそれを背負わせるなんていい加減にしろって感じだが、でも沖縄の人たちはがんばっている。

次に問われるのは私たちだ。ここでできることを考えながら、いろいろごちゃごちゃとやっていきましょう。

(文・ホヤ)

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2004年9月、京都に住む市民・学生が集まり結成した、沖縄の米軍基地に反対する市民運動です。

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