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「いまできること」
わたしが沖縄に移住して2年半が経ちます。以前は内地で仕事をしてましたが、沖縄の歴史、現状を知り、また“内地の人がもっと声を上げて欲しい”と現地で言葉をもらい、いま行かなくてはならないと仕事を辞めて移り住みました。
何度も民意は示されているのに、アメリカの為にどんなに莫大な資金を使ってでも辺野古の新基地をつくろうとする現政権。 そしてその手先となって動いているのが警察機動隊、海上保安庁です。 今は県内の機動隊で行われていますが、以前のように今後県外の機動隊も何百人とやってくると予測されています。 座り込みをする人に対する不当な逮捕が続いており、逮捕された人は50人にも及ぶほどになっています。
去年の12月には名護市北部の安部にオスプレイも墜落しました。粉々になったオスプレイは、あと1秒でも違う方向に行っていたら集落に落ちるところでした。 その大事故を、日本政府は不時着といまだ墜落の事実を認めず、アメリカ軍は住宅や人間に被害を与えなかったから感謝しろ、表彰ものだと言いました。 知事を先頭に、県民が反対してるオスプレイが墜落したのに? 本当に唖然としました。
いま強固に沖縄の民意を無視して新基地が推し進められているのは、内地の人々の多数の無関心に責任があると思います。 無関心でなければ、もっともっと多くの人が声をあげていれば、こんなにも強引に新基地建設など推し進められないはずです。 特に、若い人になればなるほど歴史や現状を知らない人が多いと思います。 それは教育過程でも、普段の生活でも教えられていないからだと思います。 教えていない大人の責任もあり、だからといって、ネット社会において自分から現状を知ろうとすればたくさん情報はあります。
去年末、見せかけの“和解”、出来レースの裁判が終わり、工事は再開しました。 この国に生まれた1人の人として、沖縄の歴史、現状を学び、現場を見に来てください。 わたしもこれからもこの現状にNOと声を上げていきたいと思います。
安藤朱里